二週間ほど前から、食に興味を持ちはじめた我が子。口をモグモグと動かして、よだれも沢山出るようになり、そろそろ離乳食を始めてもよいサイン。
母乳以外の、生まれて初めて口にする食材は炭水化物からだという。米、小麦、野菜、どれにしようかな?と迷ったが、やはりこの子は日本人!私たちが毎日食べているのと同じ米をとぎ、staubの鍋で10倍粥を炊いた。
炊いている途中で出てくる上澄み "おもゆ"をスプーンに取り、私の指につけて小さな口へ...。母乳を飲む要領で美味しそうに味わい、喉を通り抜けていったようだ。今日のところはこれでいいだろう。食べることよりも、まずは味を知ることが大切。そして、食物アレルギーがないかどうかをしっかりチェックしてあげたい。
離乳食を食べ始めるといっても、その量はほんの僅かなもので、エネルギーの9割は母乳やミルクから摂取する。今日は、生後8日目から母乳だけで子供を育てている、私のよき相棒だったあのタオルとさようなら。
数年前にブログでも紹介したが、この今治のタオルを搾乳および、授乳前の母乳調整用として使ってきた。美しいピンクとグレーだったタオル地も、母乳の脂分でびっくりするほど黄ばんで。しかし、これを手に取る度に感慨深いものがあり、使い心地と相まって、このようにくたびれるまで使い込んでしまったのだ。
私の母乳育児は、どうやらまだまだ続きそう。子供はずしりと重くなったが、それに引き換え私はすっかりスリムに...。この際だからと、毎日ファッションを楽しむことにしている。ミルクをただ一度も作ったことないので勝手がわからないのだが、母乳育児も気が休まる暇がない。しかし、授乳している時の何とも言えないリラックス感と、この子を作っているのだという充実感。それに、身体を作り直すというサプライズをくれたのだった。
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