2012年7月29日日曜日
つづく猛暑
軽井沢も厳しい暑さが続いている。 昨夜は雷雨となり、いつ停電してもおかしくないような、怖い夜だった。時刻はまだ朝の5時前。南の窓を次々と開けてゆくと、植物がすーっとした爽やかな香りを放っていた。
今日もおそらく過酷な一日になるだろう。しかし、朝晩だけは、ひんやりとしたこの新鮮な空気に包まれる。これ以上温暖化が進まない工夫を、日々の暮らしの小さなところから、していきたいものです。
一気に食べ頃を迎えた庭のブルーベリー。隣で山紫陽花が咲いているところがこの地らしい。
2012年7月21日土曜日
久しぶりに...
きちんと出汁をとった。水に浸した昆布を火にかけて、沸騰する直前で昆布だけ取り出し、そのまま煮立たせる。ボールに移して差し水をしたらかつお節を加え、再び差し水。かつお節が自然と沈んだら完成だ。
30分ほどしか時間はかからないのに、いつの間にか、私は出来合いの濃縮された出汁を買って使うようになり、本来の取り方さえ忘れかけていたように思う。今日のようにちょっと丁寧な仕事をしたら、澄んだ色をした爽やかな蕪のスープが食卓へ。日本の味覚を、いま一度見直す機会をくれた子供に感謝したい。
30分ほどしか時間はかからないのに、いつの間にか、私は出来合いの濃縮された出汁を買って使うようになり、本来の取り方さえ忘れかけていたように思う。今日のようにちょっと丁寧な仕事をしたら、澄んだ色をした爽やかな蕪のスープが食卓へ。日本の味覚を、いま一度見直す機会をくれた子供に感謝したい。
2012年7月19日木曜日
母と子の食事
30度を超える真夏日が、なんと4日間も続いた。ここは本当に軽井沢か?と目を疑う。クーラーなど設らえていない我が家では、効率的に窓を開けて自然の風を取り込むだけで、大抵の暑さは凌ぐことができたのだ。が、今回の暑さは尋常ではなかった。地下室から、ほとんど出番のない送風機を上げ、日中の間はキッチンの換気扇のスイッチが切れない状態に...。それでも室温は最高で32度まで上がった日もあり、ただでさえ暑がりな子供の手足は汗でベトつき、足をばたばたと動かして外へ出たいとむずがった。耐寒ならぬ、"耐暑"である。
しかし、こんな時こそ、しっかりと美味しいものを味わいたい!DEAN&DELUCA で何気に取り寄せたテリーヌとリエットが、昨年あたりから行ってみたいなーと思っていた、代官山のレザンファン ギャテのもので感激。とても洗練された味わいで、暑いことを一瞬忘れることができた。子供には、今が旬のじゃがいも キタアカリをペーストにして。
母子で同じものを食べるようにすれば、離乳食はなかなか楽しい。そして、食材の栄養価について詳しく知る、いい機会にもなる。
2012年7月15日日曜日
紫陽花に包まれて
連日の雨で艶やかな緑の中に、紫陽花の白やブルーが加わって、庭は一気に華やかになった。それはまるで、訪れる者を歓迎するかのようだ。
そして今シーズンは、室内にも旬の紫陽花を次々と買い求め、大きな鉢ごと置くようにしている。外では、耐寒性のある、毎年咲く山紫陽花。内では、根を下ろすことはできないがその分華やかな、園芸品種。どちらも趣があり、特にここ数年はパリの花屋にあるようなシックな色あいが、手に入りやすくなったことも嬉しい。これは、ハイドランジアのマジカルシリーズというもの。
紫陽花の上のふわりと軽い白は、山野草のトリアシショウマ。この美しさを間近で眺めたくて、庭から切ってきた。
湿度が高く蒸し暑い日が続いているが、どちらの紫陽花も水を得た魚のように生き生きとしているから頼もしい。紫陽花は、日本の湿潤な気候と好相性なのだ。
そして今シーズンは、室内にも旬の紫陽花を次々と買い求め、大きな鉢ごと置くようにしている。外では、耐寒性のある、毎年咲く山紫陽花。内では、根を下ろすことはできないがその分華やかな、園芸品種。どちらも趣があり、特にここ数年はパリの花屋にあるようなシックな色あいが、手に入りやすくなったことも嬉しい。これは、ハイドランジアのマジカルシリーズというもの。
紫陽花の上のふわりと軽い白は、山野草のトリアシショウマ。この美しさを間近で眺めたくて、庭から切ってきた。
湿度が高く蒸し暑い日が続いているが、どちらの紫陽花も水を得た魚のように生き生きとしているから頼もしい。紫陽花は、日本の湿潤な気候と好相性なのだ。
2012年7月9日月曜日
真夏のたい焼き
久しぶりに食べるたい焼きは、岩村田にある浪花屋さんのもの。備前の器もいいけれど、この季節なら九谷焼で涼やかに。
軽井沢も25度近い真夏日が続き、我が家も東西南北の窓すべてを開け放って風を取り込むようにしている。風に揺れるモビールに、子供もごきげん。
軽井沢も25度近い真夏日が続き、我が家も東西南北の窓すべてを開け放って風を取り込むようにしている。風に揺れるモビールに、子供もごきげん。
2012年7月6日金曜日
はじめてと さよなら
二週間ほど前から、食に興味を持ちはじめた我が子。口をモグモグと動かして、よだれも沢山出るようになり、そろそろ離乳食を始めてもよいサイン。
母乳以外の、生まれて初めて口にする食材は炭水化物からだという。米、小麦、野菜、どれにしようかな?と迷ったが、やはりこの子は日本人!私たちが毎日食べているのと同じ米をとぎ、staubの鍋で10倍粥を炊いた。
炊いている途中で出てくる上澄み "おもゆ"をスプーンに取り、私の指につけて小さな口へ...。母乳を飲む要領で美味しそうに味わい、喉を通り抜けていったようだ。今日のところはこれでいいだろう。食べることよりも、まずは味を知ることが大切。そして、食物アレルギーがないかどうかをしっかりチェックしてあげたい。
離乳食を食べ始めるといっても、その量はほんの僅かなもので、エネルギーの9割は母乳やミルクから摂取する。今日は、生後8日目から母乳だけで子供を育てている、私のよき相棒だったあのタオルとさようなら。
数年前にブログでも紹介したが、この今治のタオルを搾乳および、授乳前の母乳調整用として使ってきた。美しいピンクとグレーだったタオル地も、母乳の脂分でびっくりするほど黄ばんで。しかし、これを手に取る度に感慨深いものがあり、使い心地と相まって、このようにくたびれるまで使い込んでしまったのだ。
私の母乳育児は、どうやらまだまだ続きそう。子供はずしりと重くなったが、それに引き換え私はすっかりスリムに...。この際だからと、毎日ファッションを楽しむことにしている。ミルクをただ一度も作ったことないので勝手がわからないのだが、母乳育児も気が休まる暇がない。しかし、授乳している時の何とも言えないリラックス感と、この子を作っているのだという充実感。それに、身体を作り直すというサプライズをくれたのだった。
母乳以外の、生まれて初めて口にする食材は炭水化物からだという。米、小麦、野菜、どれにしようかな?と迷ったが、やはりこの子は日本人!私たちが毎日食べているのと同じ米をとぎ、staubの鍋で10倍粥を炊いた。
炊いている途中で出てくる上澄み "おもゆ"をスプーンに取り、私の指につけて小さな口へ...。母乳を飲む要領で美味しそうに味わい、喉を通り抜けていったようだ。今日のところはこれでいいだろう。食べることよりも、まずは味を知ることが大切。そして、食物アレルギーがないかどうかをしっかりチェックしてあげたい。
離乳食を食べ始めるといっても、その量はほんの僅かなもので、エネルギーの9割は母乳やミルクから摂取する。今日は、生後8日目から母乳だけで子供を育てている、私のよき相棒だったあのタオルとさようなら。
数年前にブログでも紹介したが、この今治のタオルを搾乳および、授乳前の母乳調整用として使ってきた。美しいピンクとグレーだったタオル地も、母乳の脂分でびっくりするほど黄ばんで。しかし、これを手に取る度に感慨深いものがあり、使い心地と相まって、このようにくたびれるまで使い込んでしまったのだ。
私の母乳育児は、どうやらまだまだ続きそう。子供はずしりと重くなったが、それに引き換え私はすっかりスリムに...。この際だからと、毎日ファッションを楽しむことにしている。ミルクをただ一度も作ったことないので勝手がわからないのだが、母乳育児も気が休まる暇がない。しかし、授乳している時の何とも言えないリラックス感と、この子を作っているのだという充実感。それに、身体を作り直すというサプライズをくれたのだった。
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