2011年12月29日木曜日
たまには、カフェイン
2011年12月25日日曜日
真冬の食卓
2011年12月22日木曜日
赤と緑
2011年12月20日火曜日
カードの季節
2011年12月19日月曜日
霧氷
2011年12月16日金曜日
ポストの中に...
2011年12月15日木曜日
根雪になれなかった雪
2011年12月12日月曜日
師走と言えば柚子かな
2011年12月11日日曜日
皆既月食の星降る夜
2011年12月9日金曜日
いつもと違う白さに
2011年12月8日木曜日
雪掻きスコップを新調
2011年12月7日水曜日
ハルニレテラスで早めの夕食
2011年12月6日火曜日
この時期にぴったりの読み物
今朝は、マイナス5℃まで冷え込んだ軽井沢。浅間山は今シーズンに入ってから数回は冠雪したが、まだ雪景色を留めるには至っていない。しかし、北アルプスはもう真っ白である。雪は見えずとも、キーンと張り詰めた冬の冷気が、窓一枚を隔てた空間に満ちている。
午後から読み始めた藤田宣永さんの「老猿」は、まさにこの時期にぴったりの読み物だった。ここ軽井沢で何度か冬を過ごした者なら間違いなく共感してしまうだろう、日常のシーンや不思議な出会いの数々。また、都会の喧騒を懐かしく思う一方で、移ろう季節の中での”庵を結ぶような生活”も捨て難くなるという贅沢な悩み。また、孤独というものにも次第に慣れ、その輪郭が曖昧模糊にぼけてゆく...といった、リアルな描写にも思わず納得してしまうのだった。
小説であるから、物語はもちろんフィクションである。しかし、読み進めていくと、半分以上はノンフィクションであってもおかしくないような。実際、ここに描かれていることはそこらじゅうで起こっているのではないか?と感じずにはいられなくなる内容なのだ。藤田さん自身も奥様の真理子さんと軽井沢に暮らしている(よくツルヤでお見かけする)ので、これほどリアルに描けるのだと思う。これから軽井沢で越冬される方には、ぜひオススメしたい本です。
2011年12月5日月曜日
今年のリース飾り
「”新鮮な”材料が余っているので一緒に作らない?」と、日頃から小物作りに凝っているご近所さんが誘ってくれた。そうして完成したトウヒのリースがこちら。
明日から、我が家のエントランスを彩ってくれると思うと嬉しくて...。きっと、これから訪れる白銀の風景に、このリースがほのかな温かみを添えてくれることだろう。
2011年12月4日日曜日
美術館とカフェ
肌を刺す冷気が心地よい午後は、今年の10月10日にOPEした、日本画家 千住 博さんの美術館へ。といっても実際には美術館に併設されたブランジェ「浅野屋」へ、ブランチに出かけた。18号バイパスぞいに建つその建物の奇抜さは軽井沢でも群を抜いていて、一度訪れたいと思っていたのだ。
明るく清潔感に溢れた店内には、焼きたてのパンやデリが並び、食欲をそそられる。さっそく、出来たての美味しそうなデリが4品と小ぶりなパン、ドリンクがセットになったプレートをオーダー。美術館のエントランスが見える席に座ってみた。見上げれば、建物のデザイン同様に複雑な天井が広がり、内部まで凝った建築物であることがわかる。
こちらが、今日いただいたプレート。てっきりランチ限定のメニューなのかと思いきや、店の開店時間(AM8:00)からオーダーできるという。前菜がメインなのでバランスが良く、私はとても気に入った。千住博美術館の見所は、何といっても西沢立衛氏による斬新な建築と、周囲を取り囲む贅沢な植栽とのコラボレーションではないだろうか。まだ緑の残るこの時期も良いが、私はぜひ、この美術館全体が真っ白で厚い雪に包まれた極寒の一日に、氏の代表作品(ウォーターフォール)にのんびり会いに行きたいと考えている。
2011年12月3日土曜日
雪が消えて
激しい雨音に目覚めると、景色から白が消えていた。初雪とは、いつもこのようなものだ。しかし、早めにスタッドレスタイヤに履き替えていたのは幸い。昼間は温かな雨に変わっていても、12月ともなれば気温の変化は激しくひと時も油断はできない。夜には、その雨が凍りついて路面は恐怖のベルグラ状態...そんなことも多々あるからだ。
昼間から炊き始めた薪ストーブで、今日も日のあるうちからのんびりと夕食づくりを始めた。今宵のメニューは、きりたんぽとバイ貝の煮付け。薪を足す時は自ずと強火になるので、その火力を利用して湯通しをしたり。また、火が安定してきたら蓋をしてコトコトと煮込みに当ててゆくと、どんなものでも美味しく出来上がる。身体が温まりながら料理が次々と完成してゆくので、一石二鳥だ。
そろそろ鉄瓶の湯が沸いた。今のうちに食後の珈琲やほうじ茶を淹れておこう。湯たんぽも忘れずに。
2011年12月2日金曜日
薄っすらと雪化粧
昨日の夕方から降り出した雪は、想像より降り積もっていた。今朝は、薄っすらと雪化粧をした軽井沢。雪の日は外がとても明るいから、目覚ましがなくても自然と早起きに。
こんな日はリビングの薪ストーブを焚いて、フジコ・ヘミングさんのピアノ曲などを流してのんびりと過ごすのがいい。今回の雪は少量だし湿り気があるため、本格的な静寂を作り出すまでには至らないが、雨の日とはまた違った静けさが漂う。一枚のCDを聴き終えてこの耳に届いたのは、薪の爆ぜる音と、鉄瓶の湯がシュンシュンと沸く音だけ。だから冬は好きになる。
2011年12月1日木曜日
木目込み人形が届く
旦那さんの実家から、手作りの木目込み人形が届いた。来年の干支は”辰”だが、今回は”戌”の人形のおまけつき!お産が楽な戌にあやかろうというものであろう。私も一度手毬作りを体験したことがあるからわかるが、木目込み人形は一つでも大変な技術と時間を要する。感謝である。
今日の軽井沢の最高気温は、たったの1℃!浅間山はぶ厚い雲にすっぽりと覆われ、その中ではおそらく雪がちらついていると思われる。今日は早めに薪ストーブを焚こうか。きっとその雪はこの町にも舞い降りてくるだろうから...。