次々と夏鳥が訪れ、晴れた朝のなんと賑やかなこと。山は、命の輝きに満ちている。軽井沢より一足先に夏色に染まった小諸の丘に、ユニークなツリーハウスが誕生したというので、ドライブがてら見学に出掛けた。
ちょうどその日は、『小諸Tree House Project』のオープニングパーティの日であった。場所は、あぐりの湯の真上。正式名称を、安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センターと言う。何度も舌を噛んでしまいそうな長いネーミングだが、急な斜面を登りきるとそこは雲上の楽園!山の斜面を切り取ったような、モダンでどこか親しみ易い三角屋根の建物は、隈研吾さんの設計でまたびっくり。
そう、安藤氏と言えば日清の創始者で、カップラーメンを発明したお方としてあまりに有名。施設そのものは2010年にオープンしていたようだが、私自身はまったくノーマークだった。こんな巨人が鎮座していたなんて思いもよらず。
森の中には、日本のアートディレクションを牽引しているような方々の、固定概念にとらわれないツリーハウスが、鳥や”蝶”の目線で点在していた。
佐藤可士和さんと佐藤オオキさんのツーショット。
立食パーティの演出も、そこはさすがプロ。持てる技を全面に出さないところは草月の華道にも似て。森には、なんともいえない心地よい空気が漂っていた。
一口サイズの料理の数々。どれもとっても綺麗で美味しくて、勉強になった!
病み上がりの外出で、リラックスしている我が子。切り株に座ることがすっかり板に着いて。軽井沢も夏になるよ!しっかりと体力を戻して、そろそろ園に復帰しようか。
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