トチの実は、なかなか手の出せない食べられる木の実のひとつだ。もう何年前だったか、オークヴィレッジを訪ねた際に立ち寄った集落で、”とちの実煎餅”なるものを食べたことがあった。その場で焼き上げられた熱々のそれは、香ばしくて滋味深くて、今でも忘れられない味わい。風に揺られて地面に落ちているこの実に出合う度に、あぁ、あの味をなんとか再現できないものか?と考え込み幾つかを持ち帰ってしまう。なかなか手を出せない理由は、非常に強いアク。清流に数日間浸してアクを抜くといいなんてあるが、自宅の敷地内に川があるわけでもないし、難しい。
こうして眺めているだけでも、ほっこりとした気分になるから、実の持つ力って凄いね。
気づけば今夜は、中秋の名月!薪ストーブの煙突掃除もDLDによる華麗な仕事さばきで完了。深まる秋への準備を着々と整える。
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