時刻は明け方の5時過ぎ。夜になると4時間ずつしっかりと眠る、なんとも親孝行な子供を寝かしつけると、いつもだいたいこの時間になる。私はひとり薪ストーブの前に座り、薪を足してその炎が安定するまで間、温かいカフェオレを口にする。
夜空が次第に明るみを帯びて(その明るさというのは幻想的なブルー)、静かに夜から朝へと移り変わる様子を、落ち着いて眺められるようになった。
外はこの通り雪である。それも、かなりまとまった量だ。しかし、厳しい寒さは峠を越した。ここまできたら、雪の多さにたじろく必要はないだろう。湿った雪が作りだすユニークな造形を、ただ楽しめばいい。
玄関を開けると、この眺め。「ここはいったいどこ?」とワクワクする景色とも、そろそろお別れの時。
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