私が育児のため、人手不足に陥った今シーズンの薪づくり。旦那さんがSOSを出すと、友人たちが遠方から薪割りのために駆けつけてくれるという。なんともありがたい話である。
子供が深い眠りについた夜中から、私はストーブトップで料理を作り始めた。辛さを抑えたグリーンカレーと、鳥肉のトマト&オリーブ煮込みに、マリネを二種である。
そうして迎えた土曜日は、朝からあいにくの雨。ホームパーティで終わってもよいと思っていたが、薪割りをただの一度もしたことがない友人たちは、やる気満々。バッグの中にレインコートを忍ばせていたから驚いた。ならば、せっかくなのでやってみようか!試しにタープを張ったところ雨を凌げて、チェーンソーと薪割りの両方を体験してもらうことができた。斧を振り上げることも、チェーンソーを回すことも、普通に考えたら非日常。無心になれることって、そうそうない。
リビングですっかり寛いでいるのは、友人の連れてきた愛犬 リラク。つぶらな瞳がいいね。
一人を残してみんなが帰った翌日は、ゴールデンウィーク頃の爽やかな陽気に。最近、マクロビオティックに目覚めたという彼女は初めての薪割り。しかし、大学時代からダンスで鍛えたしなやかな身体だ。何回か手ほどきをしただけで、薪割りをすぐに自分のものにしてしまった。
こんな日は、デッキで食事が最高のご馳走。私も子供を抱いて外へ出た。肉体労働をしていたら少し肌寒いくらいの気温が心地よいものだが、子供にはまだ寒い。スキーのインナーにしてきたパタゴニアのR1ジャケットが、おくるみの代わり。私たちが待ち焦がれてきた春の息吹を、その肌に感じて欲しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿