今日は朝から雨模様だが、先週は春の訪れとともにいきなり夏日までやってきて、びっくり!半袖でも快適に過ごせたから、気温は軽く20℃を超えていたと思う。少し歩くと脇の下にじんわりと汗が...。だが、流れる風は高地のもので、清々しい。
今年のGWは、カタクリ、辛夷や梅にツツジに桜と、春爛漫の風景が楽しめる軽井沢。もちろん、そうした花だけでなく、北の春を告げる主役はなんといっても"木々の芽吹き"だ。地面に、苔に、木々の枝先に、はじめは微かに感じられた柔らかな緑が、日増しに濃く次第に目に見てはっきりとしてくるのがわかる。それはそれはドラマティックな一週間なのだ。
劇的な変化と言えば、産まれたばかりの子供もそう。小さな頭を毎日一生懸命に使って、ひとの表情や声を身につけようと奮闘している。その姿は、長く厳しい冬の後に落葉樹の芽吹きに立ち合う、唯一無二の感動に似ていた。
子供を抱いて散歩に出る。そこで出合ったのは、この辺りに多いエンレイソウ。その先には軽井沢らしくクリスマスの名残りが...。数週間前まで地面が雪に埋れていたのが嘘のような陽気だけど、やっぱり春は訪れたばかりの初々しさ。
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