雨上がりのまだ濡れたデッキに、一羽の鳥の姿が。 あまりに無防備で、こんなことは珍しい。どうしたのだろう?とブラインド越しに様子をうかがってみる。体つきは親鳥と変わらないが、その声と横に広がった大きな嘴からして、雛。
親鳥とはぐれて必死で泣いて呼んでいるようだが、大きさからして...この子は。きっと巣立ちのときを迎えたのだろうと思う。卵から孵って、わずか一ヶ月ほどで独り立ちをする野鳥。なんだか、彼らの子育ては見ていて早すぎるし、酷な気もしていた。しかし、寿命が3年と考えれば、人の子が親元で暮らす時間とさほど変わりないのでないだろうか。
自然界の動植物と我が子の成長を重ね合わせ、偶然に授かった命とその生涯を、できればより良いものにしてあげたい!そんな風に思いはじめた自分がいる。
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