連日の雨で艶やかな緑の中に、紫陽花の白やブルーが加わって、庭は一気に華やかになった。それはまるで、訪れる者を歓迎するかのようだ。
そして今シーズンは、室内にも旬の紫陽花を次々と買い求め、大きな鉢ごと置くようにしている。外では、耐寒性のある、毎年咲く山紫陽花。内では、根を下ろすことはできないがその分華やかな、園芸品種。どちらも趣があり、特にここ数年はパリの花屋にあるようなシックな色あいが、手に入りやすくなったことも嬉しい。これは、ハイドランジアのマジカルシリーズというもの。
紫陽花の上のふわりと軽い白は、山野草のトリアシショウマ。この美しさを間近で眺めたくて、庭から切ってきた。
湿度が高く蒸し暑い日が続いているが、どちらの紫陽花も水を得た魚のように生き生きとしているから頼もしい。紫陽花は、日本の湿潤な気候と好相性なのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿