暖房とは無縁の、初夏のように軽やかな陽気が続いている。雑木林の下草が息を吹き返して、昨日より今日。今日より明日へと”淡い緑色”の密度を濃くしてゆく。
お昼過ぎ、いつものように散歩に出ると、ご近所さんの庭のソメイヨシノが咲き始め、その足下にはカタクリの花が見えたから驚いた。いつまでも寒さが続いて長い冬だったが、春は想像以上のスピードで、この地を席巻している。辛夷も桜も、例年より10日ほど早い開花である。
桜の開花を待ちわびて買っておいた京の干菓子は、ハワイのコナ珈琲とともに。
アブラチャンに続いて、クロモジも黄色い花を咲かせた。お手製の楊枝を作る日は、案外近いかもしれない。
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