知人が、沢山の桃を届けてくれた。大きさや形がふぞろいで、自然のままに育ったような、それがかえって私には新鮮。
「消毒も一度きりで、摘果もしていないのでお恥ずかしいのですが、お料理に使ってください」とのこと。しかし、食べてみたら、特別な甘さはないものの、しっかりと”おいしい桃”なのである。日本の果樹栽培のレベルの高さを感じてしまった。
信州の夏は、豊かだ。露地で育つ野菜は、日中の強い日差しと朝晩の気温差。それに霧を浴びて、野菜本来が持つポテンシャルをこれでもか!と私たちに見せつけてくれる。
生まれて初めて食べた、そうめん南瓜。包丁で二つに割ると、種を囲むようにして麺状の繊維質が現れた。そのまわりが上の写真だ。瑞々しさとほっこりとした上品な甘みが新鮮!冷蔵庫でしっかりと冷やしてから、ナッツ(松の実、南瓜の実、クコの実)を添えて、塩とオリーヴオイルを合わせて食べてみた。これは、美味しい!!夏の間だけの南瓜ということなので、もう少し食べてみたいと思う。
お隣のピーナッツ型をしたものは、魅惑のバターナッツ。で、奥のまあるいのはズッキーニだ。ズッキーニはグリルして食すことの多い私だが、採れたて新鮮なら、乱切りにして生のままを塩・胡椒・上質なオリーヴオイルでパクリ。南相木村の村長夫人が教えてくれたこの食べ方が、びっくりするほど美味しい。
毎日の豊かな食材の甲斐があってか、我が子は野菜・果物が大好物の子に成長している。今日のお昼などは、蒸かしたとうもろこし(ハニー・ショコラという甘さの強いもの)を握りしめながら、うたた寝をはじめてしまったほどだ。
明日は、バターナッツを使って冷製スープを作ろうと思う。これがまた、病みつきになる美味しさで…。まだまだ昼間は厳しい暑さだが、続々と登場する野菜を前にすると、ついつい下ごしらえに取りかかって汗まみれ。そんな多忙な日々を送っている。
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