2013年8月28日水曜日

身近なバケットだったけれど

以前から食べてみたかった東京 ヴィロンのバケットを、旦那さんが買ってきてくれた。ずしりと重くて、小麦の香りもよい。さすがは有名店だけはあるな、そう思っていた。

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が、口に運ぶとそれほど感動がない。パリの味を思い起こさせるには充分なのだが、私の中では不思議と一番にはならなかった。普段から口にしているharutaのバケットやLocal benchのパンのレベルの高さと言ったら…。信州の地粉を使い、天然酵母でじっくりと粉の旨味を引き出してゆく。この辺りには、そんなこだわりを持ったパン屋が幾つもあることに、改めて気づかされた。

軽井沢は恵まれていると、また最近感じるようになった。最大の理由は、今月号の家庭画報の特集にあるように、軽井沢がこの国有数の”避暑地”であり続けていることだろう。都会らしいセンスが土地のものと接し、融合する機会が他県より多いようにも思えるのだ。

一見、のんびりとした暮らし。だが、この地で送る毎日は東京にいた頃よりも刺激的だったりする。

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