明け方の気温が20度を切るようになり、山萩やミソハギのピンク色がポツリポツリと見えはじめた軽井沢。山百合の香りが微かな風の乗って、静けさに華を添えている。
なんでも今日からは、全国的に猛暑になるのだとか。暑い日にはスパイシーなものを自然と身体が欲するが、ガツンと甘いものも良いことを、6月の沖縄旅行が教えてくれた。
昨日から、ホテル ブレストンコートでスイーツ博が開かれているという。この催し物はかれこれ8回目になるが、どういうわけか一度も行ったことがなかった。今はじっとしていられない子供と一緒なので、イベントに参加したりラウンジでゆっくり寛ぐなんてことはできないが、特別にオープンするパティスリーで買い物。これだけでも行く価値はある。
エントランスのマカロンアートに、思わず手が伸びる我が子。これは大変なことになりそう。
浦和にあるという、パティスリー アカシエのショーケース。いろいろ見たけれど、リュベロンと名のついたブルーベリーとラベンダーのスイーツに完全にノックアウトされた。凄いな、この色、この質感。モダンアートの域。
高原教会の中庭には、鮮やかなパレットや大きなマカロンのオブジェが。それらが木漏れ日を浴びて、キラキラと輝いていた。
自宅に戻り昼食を済ませると、子供は今日の暑さから逃れるかのようにスヤスヤと眠りについてくれ…私に至福のティータイムをくれた。
一番奥の、スイーツ博の為に作ったというババッチャ(ラム酒、黒糖、抹茶のハーモニー)をいただく。お酒も甘さも妥協なしのパワフルなスイーツだったが、色合いが綺麗で、日本人パティシエのセンスと技術の高さを感じる。
今日で我が子は一歳6ヶ月に。目覚めたら、ブレストンコートの風味豊かな枝豆のモンブランを一緒に食べたいと思う。
お盆休みに入ると、道路が混雑して身動きが取れなくなるので、この時期のイベントはとても嬉しく感じられた。夏の軽井沢ってやっぱり楽しいな!都会的なセンスが至る所に垣間みれて。これで教育面が充実してきたら、ほんとうに言うことなしです。
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