夜空に煌めく星を見て、外の天気を知る。そんな夜を、もう何日送っているだろうか。今夜はやけに静かだなと思い窓を開けてみると、外はすっかり雪化粧!気温はマイナス5度。いや、それ以下に落ち込んでいるだろう。なぜなら、その雪は木の枝にも着かないほどさらさらの”粉雪”だから。
翌朝、冬の青空が映り込んだ、白銀と呼ぶに相応しい雪の上を小さな足がつかまえた。雪は、生まれた時から見てきている君だけど、しっかりとそれを雪と意識して一人で歩くのは、きっと今日が初めてのことと思う。これから訪れる厳しい寒さに、私たち大人はえも言われぬ緊張を感じ、怖じ気づいている今日この頃。だが、雪を新しい友達として満面の笑みで迎えている君を見ていると、こちらまで元気になってくる。
いつまでも、子供の心を忘れずにいたい。何もかもが初めてという、新鮮な感覚と感動を。
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