昨日は、所用で友人の家へ。乾いた落ち葉がグランドカヴァーとなった庭は、春の日差しを浴びてぬくぬくとした暖かさ。このふかふかの布団の下で、主の愛する山野草たちがさぞ深い眠りについているのかと思いきや、いたいた。ここに、あそこに、足下に!圧倒的な美しさで、私を魅了しながら…。
山野草の中でも、群を抜く美しさ。それが、この竜田草(タツタソウ)ではないだろうか。原産地は朝鮮半島北部や中国東北部、アムール地方など。日露戦争当時、軍艦龍田の乗務員がこの花を持ち帰ったことから、タツタソウと名付けられたそうだ。
薪割りが終わると、こんどは家のメンテナンスや庭仕事にあてる時間が、自然と増えてくる。お天気の良い日は、気づくと一日の大半を屋外で過ごしていた!なんてことも多々あって。家の中でしかできないことは、雨の日や暗くなった夜にやればよいと思えてくるから面白い。これから訪れる季節は、まさに晴耕雨読の日々だ。
北欧を代表するこのマグカップは、確かククサと言ったっけ?同行した友人が帰りがけに自宅で珈琲を淹れてくれ、初めてその感触を味わうことができた。珈琲の味がしょっぱいのでびっくりしたが、ククサは制作過程で塩に漬け込むのだそうで、その塩気がいつまで経っても抜けないというわけ。お茶の味わいは変わってしまうけれど、いつでもどこでも塩分を補給できるという意味では素晴らしく、デザインも秀逸!
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