落葉が進んで、日を追うごとに空が開けてゆくのがわかる。寒さと引き換えに高地特有の強い陽射しが地面まで届くようになって、気温だけでは計ることのできない”冬の暖かさ”を感じることもしばしば。自然界の理には、ただただ驚かされるばかりだ。
イヴェントが目白押しの秋だが、今年はちょっと違った。作る側にまわる機会を得たからだ。幼稚園で初めて開かれることになったバザーに、私も少しだけお手伝いさせていただいた。会場に色づいた山の樹で季節感を添えたり、動き易く見やすい導線を考えたり、そんなことだったが、まるで学園祭のようでワクワクした。
心が躍る感覚は、こんなところでも。どう形容したらよいかわからないほど美しい紅葉を目の当たりにしながら、コース仕立てのデザートをひとりで堪能した午後。
エスプリの利いたパティシエが生み出すスイーツは、どれも作品の域!食べてしまうのが勿体ないくらい。
奥日光と川治で過ごした週末も、紅葉とお天気に恵まれ豊かなものに。中禅寺湖の輝きは瞳の奥に焼き付く美しさだった。
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