2011年7月31日日曜日

秋の気配

一足早く別荘入りをしていた大人の中に、夏休みを迎えた子供達が加わってゆく。7月最後の週末は、みんなが集まる大切な日。そんな日の夜に、軽井沢は停電した。昨夜のことだ。時刻は夕食の準備にとりかかる18時少し前で、「停電はうちだけかしら?」と不安になったご近所さんが、ゾロゾロと私道に出て来ていた。私も少々慌てたが、そこはクライミングで培った野生本能が目を覚ます。まだ日が長いことが幸い。冷蔵庫の食材を確認した後、ガスコンロをデッキのテーブルに出して、お湯を沸かし、今夜の夕食作りにとりかかった。

メニューは、アルファ米の五目ご飯(これが、山用とは思えぬ美味しさ)とフライパンで作る牛丼。19時頃には食べ終わり、肌寒くなってきたのでリビングでお茶にしようと思っていたところで通電。今回は一時間半の停電で済んだからよかったが、これが夜通しだったら大ブーイングだったに違いない。しかし、はじめからBBQを予定していたご家族は、ちょっとしたサバイバルゲームが楽しめたかも。これも、非日常の愉しみと言える。





今年は梅雨明けが早かったが、どうもここにきてパッとしない空模様が続いている。気温も低く、1000mにいるというより、1500mの高地に滞在している感覚だ。早くも赤く色づきはじめた庭のヤマボウシ。



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