2011年11月24日木曜日

タイのお菓子

これは、日本の紅葉を見るために、軽井沢を訪れていた女性からいただいたお菓子。見た目は日本の羊羹のようだが、香りはタイらしくココナツの香り。カラフルな色合いのため、はじめは口に運ぶのを躊躇ったが、芋がベースになっていて甘さも控えめ。とても美味しいお菓子だった。よく見ると、生地は何層にも重ねられていて美しいストライプ模様であることがわかる。銘菓の趣だ。

そんな彼女が軽井沢に滞在している間に、タイではチャオプラヤー川が氾濫し始めた。今から一ヶ月ほど前だったと思う。チャオプラヤー川と言えば、バンコクからアユタヤの遺跡を観に行く為に、オリエンタルホテルの船で移動した思い出の大河である。ニュースでは、ようやく水が引きはじたと報じられてはいるが、実際のところはわからない。

日本人にとって2011年は、人生の記憶に刻まれる年になった。タイ人にとってもそれは同じではないだろうか。未曾有の自然災害だったが、災害の原因の中には私たち人の営みが関与している要素が多々ある。

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