2012年1月2日月曜日

お正月のカフェ

年末年始を軽井沢の家で過ごす方も多くなったように思う。1、2日とツルヤが休みというだけで、買い物という仕事が消える。年初めの大事な二日間はメインのスーパーも開かない、たったそれだけで、日常は”非日常”となった。

午後3時、久しぶりに南軽井沢のカフェ ”ル・プティ・ニ”に出かけた。お正月だというのに店内はほぼ満席で、カップルや小さな子供を連れた若い夫婦が目立った。午前中はスキーを楽しんできたのだろう、最近のスキーウエアはそのまま街着になるようなスマートなデザインが多いので、旅行の際の衣類も最小限で済む。

マスターの作るマイルドなキーマカレーや、銅板でフワフワに焼いたホットケーキが自慢のこのカフェ。
オーナー夫妻の人柄が時折垣間見えるような温かみのある店内には、お正月気分を演出する松や赤い実がさりげなく添えられていた。冬のカフェはいいものだ。見事な林檎が描かれたカフェオレを口に運ぶたびに、毎日を静かに裕に生きることの素晴らしさを実感する。

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