2012年1月17日火曜日

小さな動物たちに先導されて...

散歩中の友人が自宅に立ち寄った。デッキに立つ彼女の両手にはリードがあり、その先には愛らしい二頭の犬の姿があった。これは、すっかり出不精になった私を散歩に連れ出してもらう絶好の機会!冷たい炭酸水で冬の渇いた喉を潤したら、さぁ、ダウンを着込んで出発だ。

 

私は生まれてから一度も、”犬”というものを飼ったことがない。実家ではずっと猫をペットとしてきたので、その気ままで終始相手をしなくても済む状態に慣れきってしまっていたのだ。だから私の犬に対する印象は、毎日が”大変そう”の一言。

しかし、こうして一緒に散歩をしてみて感じたのは、彼らは特に私たち飼い主を(どんな天候の日も)屋外へ引っ張り出してくれる貴重な存在だということ。友人は言う。「このコたちがいなかったら、私は散歩などしなかっただろう」と。そう、特に真冬になれば、あえて極寒の世界へ飛び出したいとは思わない。下手をすると、一日じゅう家の中で過ごしてしまうことも珍しくないだろう。私たちよりはるかに小さなこの動物が、外の世界を歩くことを、まさに生き甲斐にしている。

見ての通り、今日も軽井沢に雪はない。朝晩の冷え込みが厳しい代わりに晴天率が高く、乾いた空気が辺り一面を満たしている。犬たちも、「そろそろ白い雪の上を歩きたいなー」そんな風に思っているのかもしれないね。

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