2013年6月11日火曜日

信州に魅せられた人たちの

先週末は、お気に入りのパン屋さんの別の顔を味わった。

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旬を迎えたアスパラガスをメインにした前菜は、それぞれが斬新な組み合わせでありながらホッとする味ばかり。まさに、人柄が滲み出ているようだ。

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これが、パン屋さんのファサード。食事をいただいている間も、ひっきりなしにお客様が来ていた。パンを焼くのは一人。だから、作れる限界があり瞬く間に売り切れてしまう。それでも、ご夫婦だけでこの素晴らしい品質を守りながらやって行って欲しいなと思ってしまう。

お庭でデザートと珈琲をいただいた後は、久しぶりに芸術村まで足を伸ばした。彫刻家 船山滋生さんの遺作展を見に行くためだ。

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明神池のほとりに佇む、梅野記念絵画館を訪れたのは今日が初めて。もっと早く来れば良かった!

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続いて向かったのが、ヴィラデスト。

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今は、市町村合併で東御市なんて言うけれど、私の中ではまだまだ芸術村は北御牧村で、ヴィラデストは東部町。小県郡(ちいさがたぐん)という素敵な響きが消えてしまったことが悔やまれる。

船山さんも玉村さんも、東京で生まれ軽井沢へと移住した、私にとっては大先輩たち。彼らが終の住処として選んでいった土地もまた、軽井沢以上に魅力的だ。この空気、風、神々しさに触れたいがために季節の節目にはほぼ必ず訪れてしまう。そんな素敵な場所。

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