中軽井沢駅の図書館がすっかり気に入って、頻繁に本を借りるようになった。絵本も膨大な量があり、中には幼少期の自分が虜になった懐かしいものもある。だが、実際には、我が子にどういったものを読み聞かせたらよいか?皆目わからないでいた。最初のうちは今月のおすすめとか、新刊ばかりを手に取っていたが、今回からは”ビジュアル的に美しいこと”をキーワードに選んでみることにした。
すると、不思議。
俵万智さんをきっかけに、短歌に魅せられていくではないか。五七五七七という、表現方法を限りなく短くしながら、定型のリズムを得た言葉たちの放つ息づかいや光が、いまの私にとってはとても新鮮なのだ。
もしかしたら、これからの暮らし方も短歌のように、無駄なものを削ぎ落として洗練されたものにしてゆきたい。そんな思いが強いのだと思う。
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