一雨ごとに雪融けが進み、春がこちらへ近づいてくるようだ。昼間から濃い霧に包まれて、ライトオンして走るドライブさえ嬉しくなる。
黒いシンプルなオーバルのトレイに季節感をプラスしたくなり、羊毛で春を表現。圧縮してフェルト化してしまうのは惜しく、ふんわりとした質感のままに仕上げた。傍らの茶色いポットホルダーに描いたのは、辛夷の花とふっくらした蕾。
春先にまっ白い花を咲かせる”辛夷”が特別な存在になって、10数年。我が家の辛夷も2月の大雪でだいぶ傷ついてしまった。だからこそ思うのだ、芽吹きの瞬間をあたたかく見守りたいと。
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