一日の気温差が20℃!という寒暖の差が澄んだ空気を生み、高地の鮮烈な光が新緑を一層輝かせている。窓の先に広がる景色は、絵画を軽く飛び超え、うっとりするほどの美しさだ。人が少しだけ手を加えた風景は、自然のままの姿より親近感があるためか、どこかやさしく見える。
ここはいつしか、”二輪草の谷”という名がついた場所。
日中の暖かさが、軽井沢のいたるところに自生しているウワミズザクラの開花を後押し。窓を開けると、北の庭で満開に咲くこの山桜の香りが部屋いっぱいに広がる。

子供の通う幼稚園にも変化が。敷地内には山桜が沢山自生していることがわかり、桜の花びらでピンク色に染まった地面を駆け回る子供たちが、ちょっと羨ましい。抜けるような青空の下、お手製の雑巾が陽射しをいっぱい浴びていた。
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