2012年12月8日土曜日

魔除けに

私の実家から"破魔弓”飾りが届いた。なんでも男の子の魔除けだそうで、女の子はおなじみの”羽子板”なんですね。そう言えば、小さい頃はお正月になると着物を着せてもらって、親戚の同じくらいの子供たちと羽子板遊びをしたもの。

 

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私も、そろそろ着物!の気分なのだが、母乳育児が完了するまではお預け。たまに羽織に袖を通して過ごしてみる。

2012年12月7日金曜日

冬の朝のはじまり

12月に入ると、冬というものがくっきりと輪郭を表すようになる。明け方の雨が雨でなくなり、次第に雪へと変わってゆくのだ。朝8時までの軽井沢は一面の銀世界だったりするので、少々慌てることも。だが、まだまだ本格的な冬は先のこと。浅間山が少しずつ何度も冠雪しながら”ほんとうの雪山”になるように、裾野に暮らす私たちにも、来る冬に順応するための時間をくれる。

今週は、雨の滴がダイヤモンドのように煌めいた朝と、真っ白な雪景色が交互にやってきた。子供は、めまぐるしく変わる眺めに興奮を隠せない。自然が織りなすいろいろな美しさを、これから先もずっと感じ取り、いかなる時も感動を忘れない人になりますように。

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2012年11月26日月曜日

一歩

そろそろかなと思い、テーブルの上に飾っておいた靴。それが、ふと見ると引き出しの籠の中に入っているではないか!

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これは、おもちゃを出すことを覚えた彼がしたこと。毎日毎日、こうした感動に立ち会うことになるなんて思ってもみなかったけど、子育てって宝物探しのようなすてきな一瞬があるから、きっと頑張れるんですね。

2012年11月21日水曜日

越冬準備

今年の紅葉は、あっという間の出来事だった。軽井沢での暮らしは10年になるが、雲場池のもみじが、あれほど艶やかな紅だったことはない。また、落葉松が一気に黄金色に色づき、瞬く間に落葉した年もなかった。そこに子育ての慌ただしさも加わったから、早足でやってきて去っていった今年の秋が、いつもより名残惜しいものになったような気がする。

秋を終わったと言える理由のひとつは、なんといっても浅間山が冠雪したことだ。まだそれは薄らとしたものだが、雪を冠った山が運ぶ風は冷たく、裾野に暮らす私たちに冬の到来を報せ、この時期特有の緊張感をもたらす。

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さぁ、この冬はどんなものになるだろう。厳しい寒さと引き換えに、またあの美しい白銀の生活に入る。

 

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早朝の雲場池

 

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朝日に照らされた我が家の楓

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今はもう、シャープな光だけが差し込むリビング。こんな風に、葉のざわめきが聴こえた日が懐かしい。

2012年10月23日火曜日

Time is...

子供の寝息を確認したあと、私は剪定鋏と手袋を持って庭へと繰り出した。夏の間、家を取り囲むその緑に、どれだけ勇気づけられたかわからない。それぞれに色づき役目を終えた彼らを順々に、綺麗に整えてあげたい。そう思うのは、四季を楽しませてもらっている感謝の気持ちからだ。

しかし、今の私に与えられた時間はごく僅か。5分おきにデッキに戻り、一度目覚めたらどこで何をするかわからない、アグレッシブな子供の様子を確認しながらの作業は、想像を超える慌ただしさだった。だからこそやりきった感が強く、一日がぐっと充実してくるのだが…。

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子育て中の親にとって、時間とは何か?ひとりの時間とは何か?と思いを巡らせてみる。すると、不思議。結論は、もう”ひとりじゃない”ってことなんだね。誰かのためにが、もうひとり増えた。何をするにもそのような感覚で臨む毎日。マルバの葉が、今までとはちょっと違って見えたのもそうのせいかな。大変な毎日だけど、我が家にきてくれてありがとう。

 

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2012年10月13日土曜日

予想外の模様替え

急遽、一段上がった和室にサーフテーブルを置くことになった。子供が自由にひとり歩きするまでの、期間限定のインテリアだ。こんな斬新な展開、今までただの一度も考えたことがなかったが、せっかくなのでここで大人の時間を楽しみたいと思う。

 

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今朝の気温は5度だった。庭ではヤマリンドウが花開き、深まる秋を知らせている。しかし、この花が最も美しいのはほんの僅かな時間。霜が降りたら最後、蕾ごと凍って残念な姿になるのだ。

 

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マルバノキはハート型の葉を赤く染めて、早くも落葉。私は、この時期がもたらす美しすぎる光を内で外で、追いかけるように忙しく過ごす。

 

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2012年10月3日水曜日

秋雨の日は...

朝晩はめっきり涼しくなり、一雨ごとに落葉松に絡んだツタウルシの紅葉が進んでゆく。しかし、周囲の木々はまだ青い。一見夏のようだが、近づくと葉の緑も随分と色褪せ、オレンジ色に染まりはじめたものもある。いつまでも続く残暑が季節感を失わせていると決めつけてきたが、いやいやどうして、自然はいつものペースを微調整しながら守っている。

日当たりの良い場所では山栗が熟してきたから、散歩がことのほか楽しい。だが、容赦なく高所から落下してくる栗のいがは重く、時に凶器に。大人に当たっても大怪我だ。だから、いくら栗拾いが楽しくても子供と一緒にとはいかない。たとえ5分でも、旦那さんに子供をみてもらい、私はひとりでこの時期特有のアクティビティに興じる。

今日は朝から冷たい雨。昨日蒸かした山栗を使って、パウンドケーキを焼いてみた。材料の粉・砂糖・卵を、それぞれ1ポンドずつ使うからことから名付けられたこの簡単な焼き菓子でさえ、子供が寝静まった時にしか作れない。あぁ、でも、今日は作ることができた!私の子育ても、一歩前進。

 

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たっぷりの山栗のペーストとココアバター、ビターチョコレートで大人の味に。

 

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カラリとした秋晴れが、そろそろ懐かしいものになりそうだ。