立春が過ぎた頃は空の色も柔らかく、夕暮れどきに”ロゼ”ワインを傾けた日もあったっけ。そこには、冬を忘れさせてくれるような穏やかさがあった。

しかし、一週間前の大雪から、季節は春ではなく、再び”真冬”へ戻ろうとしているかのようだ。知人からお祝いにいただいて地下室で眠らせておいた、TORRESのPERPETUAL 2008。昨夜は、このどっしりとした赤に迷わず手が伸びた。グルナッシュとカリニャン とってもエレガントで美味。

立春が過ぎた頃は空の色も柔らかく、夕暮れどきに”ロゼ”ワインを傾けた日もあったっけ。そこには、冬を忘れさせてくれるような穏やかさがあった。

しかし、一週間前の大雪から、季節は春ではなく、再び”真冬”へ戻ろうとしているかのようだ。知人からお祝いにいただいて地下室で眠らせておいた、TORRESのPERPETUAL 2008。昨夜は、このどっしりとした赤に迷わず手が伸びた。グルナッシュとカリニャン とってもエレガントで美味。

金曜日に降り積もった30センチ級の雪が、町じゅうに残る週末だった。ここにきて冷え込みは更に厳しくなり、最低気温はマイナス13℃前後。雪は白さを保ち、更に磨きをかけているようだ。2月の中旬て、こんなに寒かったっけ?と思うが、如月とは、衣を更に着重ねることが由来とか。今年の場合の厳冬期は、紛れもなく今だ。

私には珍しく朝寝坊!なんと、日曜の朝はダイヤモンドダストを見逃してしまった。既に明るく温かなリビングで、美味しいパンと自家製のパウンドケーキ(先日の三宝柑をマーマレードにしたものを練り込んでいる)を少しずつ口に運んで、のーんびり。たまには都会の休日らしい朝もいい。
星のやに滞在している知人の元を訪ねる。お正月も雪景色だったが、今回の雪と比較すればかわいいもの。集いの館入り口に置かれたチェアも、この通り。
まるで、豪雪地帯!冬の棚田も美しい。
信州のお土産の定番 みすず飴の飯島商店へ初めて足を運んだ。場所は、上田の駅前。風格のある建物で、接客も一流!まだまだ私は、信州のことを知らないのだなーと実感してしまった。ここのゼリーは正直、美味しいと思う。固めのゼリーなんだけど、ゼラチンではなく寒天を使っているところが内陸らしくて、ちょっとしたお土産にぴったり。
本店にはきっと、ここにしかないものがあるだろう。そう思っていたら、あった!冬の間だけの期間限定で売り出される、生ゼリー”三宝柑 福居袋”。

紀州田辺地方に古くから伝わる、三宝柑。いつものゼリーの中に、ブルーの包み紙の三宝柑を見つけると私は無性に嬉しくなっていたから、本物はちょっと感激。
三宝柑は冬から春にかけてでまわる果実だが、春が近づくにつれて、若々しい爽やかな酸味と香りが、次第に完熟したふくよかな味へと変化するのだそう。こういうの、いいな。紀州にはもうそろそろ春が訪れる頃かもしれないけれど、春を追いかけるのは素敵なこと。少し上田へ通ってみたいと思う。
昨日の眺め。雪は降っても、春を感じさせる青空。リビングのアオモジも日差しを浴びて、固く閉じていた蕾を広げる。
数年前、”北欧”が流行った時期があった。家具も雑貨もテキスタイルも、北欧テイストでまとめるのが素敵という空気があり、世相を反映しているかのようだった。私はあまり夢中にならなかったのだけど、冬の長いこの地に根を下ろしていたら、不思議。ここにきてじわじわとその魅力に取り憑かれている。
先日は、アンティークの家具屋で、オーナーがコレクションしていたというデンマーク製の銅鍋に出合い、即決で購入してしまった。酸化して、所々に緑青が出ていたが、現代ではきっともう見つけることも困難な厚みと美しさに、完全にノックアウト。場所をとる鍋類は、そう幾つもストックできないので、持っている古い鍋をひとつ捨てる覚悟である。

塩と酢を混ぜた溶液で磨いてみると、まるでおばあさんのようだった鍋は、ものの数分のうちに見事なレディに変貌した。つまみと取っ手はなんと銀!毎日、使っていきたいと思う。
前職の同僚から誕生祝いに届いたのは、竹で作られた優しいマグカップだった。彼女は、既に小学2年生のお母さん!月日の経つのは早いもの。
我が子はコップで飲むことをやり始めた矢先のことで、「さすがに、先輩ママはわかっているなー」と感心してしまった。
離乳食をいつ頃から始めるか?スプーンを持たせるのは?コップ飲みは?靴は?トイレは?…と、子育ては一見トレーニングずくめのように思える。しかし、それらに興味を持つタイミングは、子供によって様々。私はある時を境にして、子供を急かさず何事も”気長に”待つようになった。今日は、テーブルの上に置いたマグカップを持ち、何度もすする真似をしていたので、そっと麦茶を注ぎ入れてみた。すると、次の瞬間、一人でしっかりと飲んでいるではないか!
おもちゃもしかり。ひとしきり遊ぶと部屋中におもちゃが散乱している状態で、正直、片付けるのも億劫だった。が、こんなに散らかっているのは自分が嫌だと感じて、その都度藤のバッグに入れるようにしたら…。今日は、散乱したLEGOのブロックをケースに戻すことを楽しんでいる様子。
あぁ、今日は、子育てというプレッシャーから解き放たれた気分。子供がいても、いつも通りの私でいれば良いのだと思えてきた。
いい仕事に出合った。
二週連続で通ってしまった東御市 滋野のパン屋さん local bench。地元産のいい粉&低温発酵にこだわり、お兄さんが一人で丁寧にパンを焼いている、とっても小さなお店だ。なんでも一度はシェフを志していたそうで、デニッシュの中に入っている詰め物が、パン以上に美味しくてびっくり!
今日はお兄さんが我が家と同じくらいの子供をおんぶしながら、パン作りに精を出していたけど、その後ろ姿がとっても微笑ましくて嬉しくなった。
信州は良くも悪くも田舎。でも、こうして志を持って移住してきた若者が、日々仕事をしながら土地を愛してゆく。こんなにすばらしいことはありません。
噛むほどに滋味深い味が広がる、くるみ&レーズン。
屋根の根雪がほとんど落ちて、天窓から日差しが届くようになったと思っていたら、今日はまた雪に。午前中にデッキの雪掻きを二回したが、まだまだ降り積もりそう。
雪の日は気温が高いのだが、日差しに乏しいので室内は肌寒い。このため、日中もずっと薪ストーブを焚くことになってしまう…。
やっぱり、太陽のちからは偉大!麗らかな日差しに包まれた昨日は、ほとんど暖房も要らず、エコな一日だった。
春を待つこの時期。私がよく生けるのは、蕾を堅く閉じた花たち。茎だけ見えているのはあやめに似たアイリス。つぶつぶとしたものは、アオモジ。ゆっくりと花開いてゆく様子を楽しむ。