2013年3月7日木曜日

宝探し

車通りのほとんどない、お気に入りの散歩道も雪融けが進んだ。雪と氷の中間のような足下には、懐かしい自然が隠れていた。

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歩いていると、近くに小川でもあるかのような生き生きとした水の音が聴こえてくる。大きな別荘の屋根にしぶとく張り付いていた雪や氷が、水となっていつまでも地面に落ちてゆく。氷点下になるまで、この”春の音”は鳴り響く。

今日は春の訪れを確信した一日だった。

 

2013年3月2日土曜日

昨日は10度近くまで上がり、天気は曇りのち雨。屋根の上に居座っていた根雪を根こそぎ落とすには、充分な条件が揃った。しかし、曇り空で日差しに乏しい室内は底冷えだ。だから、こんな日は思い切って遊びに出てしまう。向かった先はお隣の群馬県。ご当地グルメに舌鼓を打つのも楽しい。

まずは、道の駅横川のおぎのやでランチ。続いて、松井田のろうばいの郷へ。どの樹もほとんど満開で見頃は過ぎていたが、辺り一面を満たした黄色い花の香りは圧巻だった。

今から10年近く前だろうか?有笠へロッククライミングに通っていた頃、帰りにこのろうばいの郷へ立ち寄ったことがあった。しかし、そこに植えられた樹々はまだまだ苗木といった感じで、かわいらしいものだったことを思い出す。近くには秋間梅林という梅の名所もあるのだとか。同じ”梅”と言っても、ろうばいと梅は全く別物で、ろうばいは、春一番に山肌を彩るアブラチャンやダンコウバイのようなものだ。

花という花がほぼ同じ時期に咲いてしまう軽井沢に暮らしていると、こうした段階的に咲く樹の花を順々に見たいという衝動にかられる。

帰り道の下仁田では、蒟蒻のまるへいへ。てのし蒟蒻が最高に美味しい。

春に触れた翌日の今日は、一転して冬らしい寒さが戻ってきた。最高はたったの1度!だが、お日様の力はすごいな。リビングはたちまちサンルームに。今日のランチは久しぶりに南ヶ丘のGOTETSUへ。ワインに合う前菜が嬉しく、黒オリーブの入った自家製パンも美味だった。

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子供もいろいろなものが食べられるようになってきたので、いい食材を美味しく料理してくれる、かつ気軽なお店の存在が嬉しい。

2013年2月28日木曜日

雪融けがはじまった!

昨日から、それまでの寒さが嘘のような暖かさになった。最高気温は5度。一般的な感覚では真冬の寒さなのだろうけど、高地は違う。この、5度というのが春らしさを感じるひとつの目安と私は思っていて、ちょっとデッキに出るくらいなら上着なしどころか、半袖でもノープロブレム!そんな体感温度なのだ。そして雪も、面白いようにどんどん融けてゆく。最高気温が1、2度だと、室内は30度近いサンルームになるが、凍った雪が水になり滴り落ちるまでにはならない。

久しぶりに、子供を抱いて散歩に出た。雪に覆われて、その雪が凍ってスケートリンクのようだった散歩道が、シャーベット状になっている。長い冬の間に雪が溜め込んだいろいろな醜い汚れを見せながら…。

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今日も最高気温は6度まで上がり、雪融けは更に進みそうだ。しかし、朝晩はまだマイナス5度くらい。夜は薪ストーブを焚く必要にせまられる。今シーズンは寒さが厳しかっただけでなく雪も多かった。まだ冬は本当の意味で終わったわけではない。残り僅かとなった薪を確認しながら、できるだけ薪を消費しないライフスタイルを心掛ける。それが、我が家の3月の暮らし。

2013年2月25日月曜日

ロゼから赤へ

立春が過ぎた頃は空の色も柔らかく、夕暮れどきに”ロゼ”ワインを傾けた日もあったっけ。そこには、冬を忘れさせてくれるような穏やかさがあった。

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しかし、一週間前の大雪から、季節は春ではなく、再び”真冬”へ戻ろうとしているかのようだ。知人からお祝いにいただいて地下室で眠らせておいた、TORRESのPERPETUAL 2008。昨夜は、このどっしりとした赤に迷わず手が伸びた。グルナッシュとカリニャン  とってもエレガントで美味。

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2013年2月18日月曜日

数年ぶりの大雪に

金曜日に降り積もった30センチ級の雪が、町じゅうに残る週末だった。ここにきて冷え込みは更に厳しくなり、最低気温はマイナス13℃前後。雪は白さを保ち、更に磨きをかけているようだ。2月の中旬て、こんなに寒かったっけ?と思うが、如月とは、衣を更に着重ねることが由来とか。今年の場合の厳冬期は、紛れもなく今だ。

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私には珍しく朝寝坊!なんと、日曜の朝はダイヤモンドダストを見逃してしまった。既に明るく温かなリビングで、美味しいパンと自家製のパウンドケーキ(先日の三宝柑をマーマレードにしたものを練り込んでいる)を少しずつ口に運んで、のーんびり。たまには都会の休日らしい朝もいい。

星のやに滞在している知人の元を訪ねる。お正月も雪景色だったが、今回の雪と比較すればかわいいもの。集いの館入り口に置かれたチェアも、この通り。

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まるで、豪雪地帯!冬の棚田も美しい。

2013年2月14日木曜日

三宝柑

信州のお土産の定番 みすず飴の飯島商店へ初めて足を運んだ。場所は、上田の駅前。風格のある建物で、接客も一流!まだまだ私は、信州のことを知らないのだなーと実感してしまった。ここのゼリーは正直、美味しいと思う。固めのゼリーなんだけど、ゼラチンではなく寒天を使っているところが内陸らしくて、ちょっとしたお土産にぴったり。

本店にはきっと、ここにしかないものがあるだろう。そう思っていたら、あった!冬の間だけの期間限定で売り出される、生ゼリー”三宝柑 福居袋”。

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紀州田辺地方に古くから伝わる、三宝柑。いつものゼリーの中に、ブルーの包み紙の三宝柑を見つけると私は無性に嬉しくなっていたから、本物はちょっと感激。

三宝柑は冬から春にかけてでまわる果実だが、春が近づくにつれて、若々しい爽やかな酸味と香りが、次第に完熟したふくよかな味へと変化するのだそう。こういうの、いいな。紀州にはもうそろそろ春が訪れる頃かもしれないけれど、春を追いかけるのは素敵なこと。少し上田へ通ってみたいと思う。

 

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昨日の眺め。雪は降っても、春を感じさせる青空。リビングのアオモジも日差しを浴びて、固く閉じていた蕾を広げる。

 

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2013年2月13日水曜日

アンティークの魅力

数年前、”北欧”が流行った時期があった。家具も雑貨もテキスタイルも、北欧テイストでまとめるのが素敵という空気があり、世相を反映しているかのようだった。私はあまり夢中にならなかったのだけど、冬の長いこの地に根を下ろしていたら、不思議。ここにきてじわじわとその魅力に取り憑かれている。

先日は、アンティークの家具屋で、オーナーがコレクションしていたというデンマーク製の銅鍋に出合い、即決で購入してしまった。酸化して、所々に緑青が出ていたが、現代ではきっともう見つけることも困難な厚みと美しさに、完全にノックアウト。場所をとる鍋類は、そう幾つもストックできないので、持っている古い鍋をひとつ捨てる覚悟である。

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塩と酢を混ぜた溶液で磨いてみると、まるでおばあさんのようだった鍋は、ものの数分のうちに見事なレディに変貌した。つまみと取っ手はなんと銀!毎日、使っていきたいと思う。