2012年5月14日月曜日

庭いじりが楽しい季節

旦那さんが、思い立ったように庭づくりを始めた。 いつまでたってもタイヤ交換をしてくれないので急かすと、帰ってきた車の荷台には、御影石やら山野草が積まれていたのだ。

 



水辺鉢の周囲はいい感じで苔がついてきたので、そこまでのアプローチを整備したかったようだ。これで苔も守れるし、足元が汚れる時期も安心だね。

 



だがしかし...新しく何かを作るのは好きな人だけど、どうもメンテナンスは苦手なようで。
庭の隅では、ついにフキノトウの花が咲いてしまったぞ。

育児中は、なかなかまとまった一人の自由時間が取れないのがネックだが、それでも毎日5分10分と空いた時間を見つけて、私は庭に出ることを決めた。その間に草むしりをするだけでも継続は力なり!庭の様子が劇的に違ってくるからだ。その上、毎日欠かさず植物と対峙することで気づく、小さな変化も嬉しい。ハウチワカエデの芽吹く数日の間には、飛騨のあの美しい"一位笠"に似た姿も。

 

 

クロモジもこんなに葉を広げて、いよいよ清々しい初夏のはじまり。

 

2012年5月11日金曜日

小さなともだち

子供とはおよそ無縁だった我が家に、小さな子供がちょこちょこと訪れるようになった。


 

 

もちろん、ここでは学校に通うようになった子供でさえ、ひとりで誰かの家に遊び行くことは地理的に難しく、必ず親が連れ立ってくるのだが...。 互いに幼い子を持つ親としては、それが適度な気分転換になり、様々な個性を知るいい機会になっているように感じる。



リビングからの眺め。次々と葉を広げてゆく落葉樹から目を離せない。

 

2012年5月9日水曜日

お祝い

暖かくなるのを待って迎えた初宮参りは、5月5日。この地の氏神である碓氷峠 熊野神社へ行った。思えばその日は、天気の安定しないゴールデンウイーク中で唯一の、絵に描いたような晴れ間だった。長野県と群馬県の県境に建つこの神社は高台にあり、静かで荘厳な雰囲気をたたえている。

 

 

宮司さんが、「昔から子供は10歳まで神の子とされてきた」という話をしてくれた。肉体を授けたのは母だが、その魂には神が宿っていると。実際に子育てをしていると、まさにそうだと感じる瞬間が多々あるから、確かにそうなのかもしれない。

帰り道の旧軽井沢は、まるで本当の夏休みが訪れたかのよう。サイクリングや散策を楽しむお洒落な人々で車道も賑やかだ。ただそこが、テーマパークでもなんでもなく、誰かの"別荘の前の通り"なのだから面白い。


 



澄み渡る青空に綿飴のような白い雲 が流れ、芽吹き始めた落葉松が初々しい。我が子には、こうした高地の木々のように逞しく繊細で、頼もしい人生を送ってもらいたいと願う。

 

 

翌日は、お食い初め。朝、新鮮な真鯛を買ってきて塩釜焼きを作り、人生初の赤飯を炊いた。

 

2012年5月2日水曜日

今年もドラマティックな春

今日は朝から雨模様だが、先週は春の訪れとともにいきなり夏日までやってきて、びっくり!半袖でも快適に過ごせたから、気温は軽く20℃を超えていたと思う。少し歩くと脇の下にじんわりと汗が...。だが、流れる風は高地のもので、清々しい。

 

今年のGWは、カタクリ、辛夷や梅にツツジに桜と、春爛漫の風景が楽しめる軽井沢。もちろん、そうした花だけでなく、北の春を告げる主役はなんといっても"木々の芽吹き"だ。地面に、苔に、木々の枝先に、はじめは微かに感じられた柔らかな緑が、日増しに濃く次第に目に見てはっきりとしてくるのがわかる。それはそれはドラマティックな一週間なのだ。

劇的な変化と言えば、産まれたばかりの子供もそう。小さな頭を毎日一生懸命に使って、ひとの表情や声を身につけようと奮闘している。その姿は、長く厳しい冬の後に落葉樹の芽吹きに立ち合う、唯一無二の感動に似ていた。

 

子供を抱いて散歩に出る。そこで出合ったのは、この辺りに多いエンレイソウ。その先には軽井沢らしくクリスマスの名残りが...。数週間前まで地面が雪に埋れていたのが嘘のような陽気だけど、やっぱり春は訪れたばかりの初々しさ。

 

 

2012年4月27日金曜日

季節を先どり

キッチンで洗い物をしながら、ふと窓の外に目を向けると、お隣さんの庭に梅の花を見つけた。 ここでは、ゴールデンウイークを直前にして、ようやく春の花たちが咲き始める。

 

桜だって、もちろんまだだ。しかし、先日のような20℃近い暖かさが続けば、瞬く間に開花は進む。

 

午後のひととき。母乳育児中といえども、たまにはこれくらいのご褒美もいいだろう。和菓子は季節を先どりしているから好きだ。

2012年4月23日月曜日

ほとんどの時間を家の中で過ごした私にとって、今年の春は唐突にやってきた。ブラインド越しの庭の様子が見たくてうずうずし始めた頃には、既にあちこちでフキノトウの花が咲き乱れていたし、クリスマスローズのこともすっかり忘れている。こんなことは初めてだ。子供の深い寝息を確認した後、春の訪れをこれ以上見逃すまいと雨上がりのデッキに出た。

木々の冬芽が少しずつ膨らみ始めていた。そして、葉よりも先に花を咲かせる山の低木 ダンコウバイが雨の雫を纏って夕日に輝いていた。

 

黄色は春のいろ。春はいつも、どんな時でも素敵な季節だと思った。

2012年4月16日月曜日

薪割りパーティー

私が育児のため、人手不足に陥った今シーズンの薪づくり。旦那さんがSOSを出すと、友人たちが遠方から薪割りのために駆けつけてくれるという。なんともありがたい話である。

 

子供が深い眠りについた夜中から、私はストーブトップで料理を作り始めた。辛さを抑えたグリーンカレーと、鳥肉のトマト&オリーブ煮込みに、マリネを二種である。

 

 

そうして迎えた土曜日は、朝からあいにくの雨。ホームパーティで終わってもよいと思っていたが、薪割りをただの一度もしたことがない友人たちは、やる気満々。バッグの中にレインコートを忍ばせていたから驚いた。ならば、せっかくなのでやってみようか!試しにタープを張ったところ雨を凌げて、チェーンソーと薪割りの両方を体験してもらうことができた。斧を振り上げることも、チェーンソーを回すことも、普通に考えたら非日常。無心になれることって、そうそうない。

 

リビングですっかり寛いでいるのは、友人の連れてきた愛犬 リラク。つぶらな瞳がいいね。

一人を残してみんなが帰った翌日は、ゴールデンウィーク頃の爽やかな陽気に。最近、マクロビオティックに目覚めたという彼女は初めての薪割り。しかし、大学時代からダンスで鍛えたしなやかな身体だ。何回か手ほどきをしただけで、薪割りをすぐに自分のものにしてしまった。

 

 

 

こんな日は、デッキで食事が最高のご馳走。私も子供を抱いて外へ出た。肉体労働をしていたら少し肌寒いくらいの気温が心地よいものだが、子供にはまだ寒い。スキーのインナーにしてきたパタゴニアのR1ジャケットが、おくるみの代わり。私たちが待ち焦がれてきた春の息吹を、その肌に感じて欲しい。