2013年2月12日火曜日

自然体でいること

前職の同僚から誕生祝いに届いたのは、竹で作られた優しいマグカップだった。彼女は、既に小学2年生のお母さん!月日の経つのは早いもの。

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我が子はコップで飲むことをやり始めた矢先のことで、「さすがに、先輩ママはわかっているなー」と感心してしまった。

離乳食をいつ頃から始めるか?スプーンを持たせるのは?コップ飲みは?靴は?トイレは?…と、子育ては一見トレーニングずくめのように思える。しかし、それらに興味を持つタイミングは、子供によって様々。私はある時を境にして、子供を急かさず何事も”気長に”待つようになった。今日は、テーブルの上に置いたマグカップを持ち、何度もすする真似をしていたので、そっと麦茶を注ぎ入れてみた。すると、次の瞬間、一人でしっかりと飲んでいるではないか!

おもちゃもしかり。ひとしきり遊ぶと部屋中におもちゃが散乱している状態で、正直、片付けるのも億劫だった。が、こんなに散らかっているのは自分が嫌だと感じて、その都度藤のバッグに入れるようにしたら…。今日は、散乱したLEGOのブロックをケースに戻すことを楽しんでいる様子。

あぁ、今日は、子育てというプレッシャーから解き放たれた気分。子供がいても、いつも通りの私でいれば良いのだと思えてきた。

 

2013年2月10日日曜日

またひとつ

いい仕事に出合った。

二週連続で通ってしまった東御市 滋野のパン屋さん local bench。地元産のいい粉&低温発酵にこだわり、お兄さんが一人で丁寧にパンを焼いている、とっても小さなお店だ。なんでも一度はシェフを志していたそうで、デニッシュの中に入っている詰め物が、パン以上に美味しくてびっくり!

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今日はお兄さんが我が家と同じくらいの子供をおんぶしながら、パン作りに精を出していたけど、その後ろ姿がとっても微笑ましくて嬉しくなった。

信州は良くも悪くも田舎。でも、こうして志を持って移住してきた若者が、日々仕事をしながら土地を愛してゆく。こんなにすばらしいことはありません。

 

噛むほどに滋味深い味が広がる、くるみ&レーズン。DSC02444

 

2013年2月6日水曜日

再び雪化粧

屋根の根雪がほとんど落ちて、天窓から日差しが届くようになったと思っていたら、今日はまた雪に。午前中にデッキの雪掻きを二回したが、まだまだ降り積もりそう。

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雪の日は気温が高いのだが、日差しに乏しいので室内は肌寒い。このため、日中もずっと薪ストーブを焚くことになってしまう…。

やっぱり、太陽のちからは偉大!麗らかな日差しに包まれた昨日は、ほとんど暖房も要らず、エコな一日だった。

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春を待つこの時期。私がよく生けるのは、蕾を堅く閉じた花たち。茎だけ見えているのはあやめに似たアイリス。つぶつぶとしたものは、アオモジ。ゆっくりと花開いてゆく様子を楽しむ。

2013年2月2日土曜日

春の音が聴こえる

ひとつとして同じものがない、空の色あいにすっかり夢中な私。昨日の朝は深い青に月明かりが同居する、ファンタジックな眺めだった。

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このような青を目にすると、自然界に色を求めた古代の人々にとって、この色がいかに貴重だったかがわかる気がする。ラピスラズリの青だ。

今日もこれから、10℃近くまで気温が上がる予報。この二日間で庭一面を覆っていた根雪がぐぐっとしぼんで、一回り小さくなるようである。

この時期の軽井沢は、一般的にオフシーズンと言われている。そのため冬期休業している店も多く、大抵の駐車場はがらんとしたものだ。しかし、そんな駐車場がある日突然、メンテナンスを行う業者のワゴン車でいっぱいになったりする。春に向けて、みんな水面下で着々と準備を進めているのだ。

ここに暮らす私は、常々疑問に感じている。この地の冬は本当にオフシーズンか?と。そう定義づけてしまうには惜しいほど、標高1000mの高地の冬は美しく、見応えのある毎日だ。軽井沢の夏も暑くなり、ノースリーブが要るほどになってきたが、冬だけはあまり変わらない。私にとって冬は、野趣あふれるジビエや日本海から届く新鮮な魚介類を堪能する、とっておきの季節でもある。

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昨日までは、こうして明け方も薪をたーんとくべて午前中の寒さを凌いできたが(朝ごはんは、ストーブトップで煮込んだポトフ)、今朝は焚く必要のない暖かさ。春の柔らかな日差しが嬉しい。

2013年1月29日火曜日

いい色見つけた!

ここのところ早起きが続いている。まず部屋を暖め、日中が慌ただしくならないよう家事をこなしてゆくが、朝焼けの瞬間だけは何もせずにただ、空を眺めることにしている。

 

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今朝はこの色、この眺め。ただ一つとして同じ風景はない。

自宅近くには、うさぎの足跡。先週あたりから、毎日のようにキジのメスが庭を訪れるようになった。それくらい、いまこの町は車通りも少なく静寂に包まれているってことかな。

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極寒の軽井沢はまさに山の風情だが、東京から新幹線で一時間たらずでこの環境。私はたまらなく気に入っている。

2013年1月27日日曜日

朝の気持ち

昨夜は、日暮れ前からゾクゾクするような寒さで、薪ストーブをいつにも増して”本気”で焚いた。

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そうして迎えた朝である。時刻は、6時半。既に空は淡いブルーをしていて再び眠ってしまうには惜しい明るさ。どんな寒さだろう?と玄関の扉を開けてみる。すると、粉砂糖のようなさらっさらの雪が風に舞っていた。気温はマイナス10℃。たちまち指先の感覚がなくなる、目の覚めるような寒さである。だがしかし、この冷え込みだからこその、いい雪がある。

旦那さんは、パウダースノーと戯れたいと、スキー板を積んでまだ暗い明け方に家を出ていた。ちょっと羨ましいなと思うが、短い人生、子供と思いのままに対峙できる、今という瞬間も大事にしないとね。

7時をまわった。ベッドルームからぐずることもなく静かに這い出して、リビングの私の元まで小走りでやってくる我が子。一年前はまだお腹の中にいたのに、ほんとうに、子供の成長には驚かされる。私自身もだいぶ気持ちに余裕が出てきて、朝と夕に繰り広げられる、美しすぎる空色の変化を待って迎えるようになってきた。

2013年1月23日水曜日

いい仕事とは

昨日は、少し寒さが緩んで、春のような湿った雪が降った。極寒の静けさから、一転。屋根にぴたりと張りついて微動だにしなかった根雪や、そこかしこにできたつららから水が勢いよく滴り落ち、様々な鳥たちの歓喜のさえずりが一面に広がった。”水の音”は即ち、いのちの音だ。

空を仰ぐと、まるで秋のような雲が流れていたので驚いたが、そうか、季節の分かれ目はもうすぐそこまできているのだ。

昨年の夏頃から、頻繁に通うようになった一軒のレストランがある。春ごろ、北軽から移転してきた店だ。しかし、昔から北軽へ行く機会の少なかった私は、看板にある店の名を見ても?ピンとこない。

たしか、初めて訪れたのは真夏の日だった。お昼の開店時間とともに、予約をして楽しみにやってきた常連さんで賑わう店内。それを見て、後日にしようと思ったのだが、今日を逃すと次回はいつになるかわからない。声をかけ、一人なら何とかOKとなり、運良く席についたのだった。その日、素材選びと味わいから、確かなプロの技を垣間見た私は、以来すっかりファンに。店の名は、Le Bon Vivant。吉祥寺店の暖簾分けで北軽キュイジーヌと言えば、大抵の人は知っているのかもしれない。

いい仕事って、つまりは日々”使命感”を持って臨んでいるかどうか?だと思う。そこから生まれたものは、とても爽やかで。これって、どんな仕事にも言えますね。

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ある日のシェフおまかせコース

 

前菜

鰯のガレット 焦がしバターソース ラタトゥイユ添え

豚の香草焼き スープ仕立て

紅玉のタルトタタン

エスプレッソ