2014年4月13日日曜日

お天気が続いて

明け方はマイナス4、5℃まで冷え込む軽井沢。だが、空の色はうんと柔らかくなり、ぼんやりと霞む景色とイカルの美声に、春を確信する日々が続いている。このお天気、もう何日続いているだろう。嬉しいですね。

何かと口うるさい”私の手”を離れて外遊びを満喫するようになった、我が子。先日も、生まれて初めて顔を土で真っ黒にして帰ってきた。これからは、賢いウェア選びと、効率の良い洗濯の仕方を身につけたい。そう思って取り寄せた、防水・撥水ウェア専用の洗剤 グランジャーズ。

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さすがに、頑固な土の汚れは落ちなかったけれど、自宅の洗濯機で気軽に洗えて、スキーウェアなどに施された耐久撥水加工を落とさないクオリティに大満足!どうも、一般的な洗剤は洗浄力が強すぎるようで。

6トン分の薪割りもほぼ終了して、冬籠りの準備は整った。あとは、来る緑の洪水と戯れるだけだ。

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ご近所さんからのリクエストで、昨夜仕上げた羊毛アート。広大な庭が春のやさしい色に彩られてゆく様を表現した。黄色いドアのお家と、紫色は開花間近のカタクリの花。

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2014年4月9日水曜日

一歩

今日は、子供が通う幼稚園で”入園の集い”が行われた。二歳になってからまだ数ヶ月という若さでの社会デビューは、少々酷な気もしていた。しかし、瞳を輝かせて森を探り、駆け回り、新しい仲間とコミュニケーションをとろうとしている君の後ろ姿を見ていたら、この判断は間違いじゃなかったって思えてきたよ。

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”豊かな自然の中で暖かな眼差しに囲まれて育つこと”

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それは、これから送る長い人生に、きっと大きな意味を持ってくる。

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家族みんなで落葉樹の森を探検する機会を与えられたのだが、歩いてみるとびっくりするほどの暖かさ!あの大雪はいったい何処へいってしまったのだろう?と、不思議な感覚に陥った。刻々と変化する日本の四季を、その小さな身体全体で感じてとっていって欲しい。

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2014年4月8日火曜日

こんな病院を待っていた

長野に来てからずっとお世話になっている佐久総合病院(出産もここ)が、この春、佐久医療センターとして生まれ変わった。4月4日に検査があったので出向いたのだが、その素晴らしさに感動!

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院内は自然光に溢れ、日中は照明が要らないほどの明るさ。検査と診察をスムーズに行う為の考え抜かれた導線に、別棟の落ち着いた病棟。

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あぁ、私はこんな病院が近くに出来ることを心待ちにしていた。

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手術室のある2階へは、救急車が直接アクセスできるよう設計された建物。屋上にはヘリポートもあり、いま、病院を取り囲む森をみなで育てる試みがはじまったところだそう。

すぐ近くには、我が家のホームドクターならぬチェーンソーのプロショップ”山口商会もあって。身体と同じように、道具のメンテナンスも怠らないロケーションとなった。

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2014年4月3日木曜日

少しずつ、大人の時間

昨夜は、気の合う仲間と夕食を囲んだ。我が子は入浴後にひとしきり走り回ったあと、驚くほど静かに眠りについてくれ…。昼寝をしなくなった子供は、私たちに自由時間をたっぷりとくれるのだった。感謝である。

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Menuは...

下栗のじゃがいも(二度芋)とディルを合わせた、素材の甘みを味わうポテト

同じく二度芋をたっぷりと使ったスペイン風オムレツに、タマネギとエシャロットのコンフィを添えて

あめーらトマトのブルスケッタ

ここにきて無性に食べたくなった、グリーンカレーと紫米のごはん

ダブルウォールのビアグラスで、エールビールをじっくりと味わえたことが嬉しい。食事の締めくくりには、おもたせにいただいたYUKAWATAN仕込みのスイーツを、スパークリングワインとともに味わって。

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イエナグラスの大きなポットで淹れるカモミール・ティー。あぁ、何年ぶりに使っただろう。香り高く色も鮮やかで…真に美味しいものは、それ相当の器でいただきたいですね。

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気づけば、日付が変わっていたからびっくり!まぁ、それもいい。こうして過ごした時間が、みんなの人生として刻まれてゆくのだから。「春になったら、」という言葉が会話の中で何度も交わされるこの時期が、実は私はとても好き。

2014年3月28日金曜日

春を想いながら...

一雨ごとに雪融けが進み、春がこちらへ近づいてくるようだ。昼間から濃い霧に包まれて、ライトオンして走るドライブさえ嬉しくなる。

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黒いシンプルなオーバルのトレイに季節感をプラスしたくなり、羊毛で春を表現。圧縮してフェルト化してしまうのは惜しく、ふんわりとした質感のままに仕上げた。傍らの茶色いポットホルダーに描いたのは、辛夷の花とふっくらした蕾。

春先にまっ白い花を咲かせる”辛夷”が特別な存在になって、10数年。我が家の辛夷も2月の大雪でだいぶ傷ついてしまった。だからこそ思うのだ、芽吹きの瞬間をあたたかく見守りたいと。

 

2014年3月21日金曜日

最愛の道具を磨く

今日は春分の日。その名の通り、冬と春が同居した一日であった。風は強く時折雪も舞い、浅間山も荒れている様子だ。

今日のような日は、まるで試験を控えた受験生のように、まずは身の回りを整えたい気分。日頃から酷使している木製のキッチンツールや、樹齢○○年というオリーブの木をくりぬいて作られた最愛のボウルに、ミネラルオイルをしみこませながら磨いていった。

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乾いた肌はすぐに艶を取り戻し、子供の代まで。いや、孫の代まで現役で活躍するのではないか?という機能美を感じさせてくれた。

2014年3月18日火曜日

里人の谷へ

週末は、南信州の秘境 遠山郷まで足を伸ばした。同じ長野県にありながら、あまりに離れた土地どおし。軽井沢からは、高速を乗り継いで約4時間の道のりである。数年前に一度、山肉を食べたいが為に日帰りで訪れて後悔したので、今回は事前に宿を確保したのんびり旅だ。遠山の魅力にとっぷりと浸かってみたい。

三遠南信道路 天龍峡を降りて、川下りで有名な天竜川ぞいの山道を進んでいくと平岡ダムに突き当たる。ダム近くの天竜川は、まるで時が止まってしまったかのようなマットなグリーン。この質感に慣れた頃に、勢いのある流れが突如現れ目が覚める。遠山氏のお膝元 秋葉街道和田宿を潤す、遠山川だ。冬枯れしていても、容易に想像できる渓谷美。

車で和田宿を一週したあと、南アルプス聖岳、光岳への登山口でもある高地”下栗の里”へ上がってみることに。急斜面に寄り添うかのように建つ民家、人が転がり落ちてもおかしくない断崖絶壁に畑。なぜこれほど険しい場所に人が…と首をかしげたくなる。が、高台に立つと、そんな疑問は吹き飛んだ。時刻は夕暮れ前、この絶景を毎日眺めながらの暮らしなのだ。ほとんどの若者は、学校を卒業するなり職を求めて都会へ出てゆくと聞く。しかし、晩年は必ずここへ戻ってくるそうだ。ほんもののふるさとって、こういうものなのかもしれないね。

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今宵の宿は、”島畑”。しまばたけではなく、しまばたと言う。囲炉裏を囲んで食べる山の幸は、質が高いだけでなくやさしさに満ちていた。

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極上の猪鍋に、DSC04177

珍しいカモシカの肉に、店主が漬けたリキュールの数々。傍らには食した動物の毛皮もちゃんと置いてある。命をいただくって、こういうこと。

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翌朝は、遠山氏の住まいであった和田城へ。ここからの眺めも素晴らしい。

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見れば、遠山には茶畑がいっぱい!長野県内でお茶を栽培しているのは、ここ一カ所なのだそう。赤石銘茶(南アルプスは別名赤石山脈と言う)として出回るほか、日当りの良い斜面を利用して、各々が”家庭用”に当たり前に茶を育てるという素敵さ。私の祖々母の時代は、日本のどこでもそうしていたと聞いたことがあるが、美しい景観づくりにも一役買って。

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日本離れした天空の里 下栗では、”二度芋”というこぶりで美味しいじゃがいもや蕎麦。少し下へ下ると、これまた美味なる茶が栽培されている。ここに、コンコンと湧き出る日本一の硬水(遠山氏の菩提寺に流れる観音霊水)や良質な温泉が加わるのだから、遠山の人々の肌は驚くほど美しい。

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山肉専門店 星野屋にて。

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もう少し大きくなったら、神と人が舞い遊ぶ霜月祭へ行こう。